「衛視に足踏まれた」 強行採決の与党に怒り 共謀罪で芝(民進県連)代表

【記者会見で、与党の国会運営を批判する芝代表=津市栄町2丁目で】

民進党県連の芝博一代表は十七日の県連幹事会後に開いた記者会見で「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法の成立を巡り、委員会での採決を省略した国会の運営手法を「数の力による横暴な政治が繰り広げられた。究極の強行採決だ」と批判した。

芝代表は会見で、今国会について「PKOの日誌や文科省の天下り、森友、加計学園といった問題に加え、最後には共謀罪の強行採決があった」と振り返った上で「いずれも安倍政権による強硬、横暴な政治が全面的に繰り広げられたと思っている」と述べた。

その上で、改正組織犯罪処罰法の成立を巡る国会運営の方法について「委員会で採決をせずに中間報告で済ませたことは究極の強行採決だ」と与党を批判。「早く国会を閉じて加計学園の問題から逃げたいということが背景にあると思う」と述べた。

芝代表は、法改正を巡って十四日に開かれた参院議院運営委員会で、山本順三委員長の入室を阻止しようと野党議員らが国会の廊下で繰り広げた抗議行動に参加。混雑の中で衛視に足を踏まれた芝代表が「俺の足を踏むな」との言葉を発する一幕もあったという。

芝代表は「委員会の開催を阻止しようと、デモンストレーションのようなアピール行動をしていた」と振り返った上で、衛視への発言については「足を踏まれて痛かったので」と説明。「私が踏まれたのは衛視だったが、怒りの先は与党にあった」と語った。