砂浜造る工事「すごい」 二見浦小が海岸整備見学 伊勢

【クレーン付台船で砂を陸揚げする作業を見学する児童ら=伊勢市二見町茶屋で】

【伊勢】伊勢市二見町の二見浦小学校の五年生八十一人が十七日、近くの宇治山田港(海岸)侵食対策工事の現場を見学し、地域整備が進む様子を学んだ。

建設業の役割や必要性について理解を深め、建設現場での作業の実態や最新の技術などを紹介しようと、県伊勢建設事務所や県建設業協会伊勢支部、施工業者の朝日丸建設と山野建設が共催した。

同港では砂浜が少なくなり、台風などの際に波が堤防を越えて民家などに到達したことを受け、平成十二年度から同工事に着手。延長約760メートルにわたって傷んだ堤防を造り替え、波によって砂が逃げないようにする突堤五基が完成した。現在はもともと砂浜があった場所に、約12万立方メートルの砂を新たに入れて整地する養浜工事を行っている。

この日は、同事務所の担当者が事業目的や工事内容などを説明。児童らは三班に分かれ、クレーン付台船が陸揚げした砂をバックホウ(掘削機)などの重機が連携し、砂浜を造る作業を見学した。光波測量機を使い距離を測る体験や、小型無人機「ドローン」の飛行実演と記念撮影もあった。

五年C組の姫子松冬琉君(10)は「自分でドローンを操作して高く飛ばしてみたい」、林真斗君(10)は「近くの家の安全のために工事をしてくれてすごいと思った」と話していた。