全米さくらの女王来勢 ハナミズキの苗木を植樹 桜を通じた日米友好

【鈴木市長らとハナミズキの苗木を記念植樹するオルセンさん(右端)=伊勢市朝熊町の朝熊山麓公園で】

【伊勢】国際親善のため来日中の「全米さくらの女王」のサマンサ・オルセンさん(25)が五日、伊勢市朝熊町の朝熊山麓公園で、ハナミズキの苗木を植樹した。

さくらの女王の同市訪問は、市ゆかりの政治家尾崎行雄(咢堂)が東京市長時代の一九一二年、友好の証しとして米国に桜の苗木三千本を贈ったことにちなむ。尾崎を顕彰する同市のNPO法人「咢堂香風」が毎年招き、交流を深めている。

オルセンさんは、鈴木健一伊勢市長や咢堂香風の「花みずきの女王」らと一緒に植樹。かつて桜の返礼として米国から日本へハナミズキが贈られたことに合わせ、ハナミズキの苗木一本を植えた。

前日に伊勢神宮内宮などを訪れたというオルセンさんは「伊勢はとても美しい」と語り「桜を通じた日米友好の歴史に思いをはせながら植樹した。帰国後、日本での経験を仲間と分かち合いたい」と笑顔で話していた。

「全米さくらの女王」は、米国ワシントンで毎年春に開催される全米さくら祭りで選出されている。