熊野・波田須地区 地域おこしの小麦収穫 住民ら遊休地で栽培

【麦を刈り取る住民ら=熊野市波田須町で】

【熊野】熊野市波田須町で、遊休地を活用した小麦の栽培が始まっている。地元住民らが三十一日、麦刈りを行い、汗を流した。

同町の地域おこし協力隊の近藤久史さん(35)が昨年四月、休校中の新鹿小学校波田須分校で、ピザ釜で焼いたピザを住民らに振る舞うイベントを開き、好評だったため、「麦を栽培して加工品を作れないか」と取り組みを始めた。

昨年十一月に三アールの畑に種をまき、住民らと追肥や土壌に酸素を送る中耕作業をしてきた。近藤さんによると、品種は「ニシノカオリ」で、生育が早いことが特徴という。

この日は住民らが鎌で麦を丁寧に刈り取り、軽トラック一台分を収穫した。収穫した麦はひもで結んで束ね、天日干しした。

近藤さんは「小麦でパンやピザ、うどんを作って楽しんでもらえるイベントを開きたい」と意欲を見せている。