市議が飲酒運転者に同乗 物損事故で発覚 四日市南署が聴取

四日市市の土井数馬市議(62)が四月、飲酒運転の疑いがある六十代の知人女性が運転していた車に同乗していたことが捜査関係者などへの取材で分かった。四日市南署は二人から事情を聞き、近く道交法違反の疑いで津地検四日市支部に書類送検するとみられる。

捜査関係者によると、女性は四月十八日夜、酒を飲んだ状態で四日市市内を車で走行し、土井市議を自宅まで送り届けた。このとき、別の車と複数回接触する物損事故を起こし、相手側の一一〇番で駆け付けた四日市南署員が飲酒検知を求め、基準値を超えるアルコールが検出されたという。

土井市議によると、この日は取引のある保険代理店の男性方を訪問し、男性が留守のため妻である女性と話した際、酒を勧められたという。女性が飲酒していたとは知らず、帰り際に「酒は飲んでないで送ったる」と誘われ、車内では寝ていて事故に気付かなかったとし、「結果的に同乗したことは間違いない。反省している」と話している。

道交法は飲酒運転だけでなく、運転者の飲酒を知りながら、運送を依頼または要求して同乗することを禁じ、罰則を設けている。

土井市議は平成三年五月に初当選し、七期目。会派「市民会議」に所属し、平成十六年、二十五年と議長を二回務めている。