県議会 議長に舟橋氏立候補 副には水谷氏、所信表明会

【所信表明を述べる舟橋議員(右)と水谷議員=県議会議事堂で】

県議会の申し合わせ任期の満了に伴う正副議長選の立候補届け出が十七日正午に締め切られ、議長に新政みえ(二十一人)の舟橋裕幸議員(62)(六期、津市)、副議長に自民党(十七人)の水谷隆議員(70)(四期、いなべ市・員弁郡)が立候補し、所信表明会に臨んだ。十八日の本会議で投開票を実施する。

最大会派の新政みえと第二会派の自民党が、役職を譲り合った。正副議長ともに対立候補が出ないのは四年ぶり。投開票を経て両議員が就任する見通しだが、少数会派からは舟橋議員に白票を投じようとする動きもある。

所信表明会では、議長候補、副議長候補の順で両議員が抱負を述べた。舟橋議員は「政務活動費の後払い方式について検討したい」と議会改革を進める姿勢を強調。申し合わせによる議長の任期は二年だが「任期は一年とさせていただく」と表明した。

岡野恵美議員(共産党、一期、津市)が任期を一年とした理由を尋ねると、舟橋議員は「会派の代表に聞いてほしい」と回答。これに対し、奥野英介議員(鷹山、三期、伊勢市)が「議長職に就いても会派の意向に従うのか」と追及。舟橋議員は「議長職では五十一人の代表として頑張りたい」と述べた。

今井智広議員(公明党、三期、津市)は、舟橋議員が委員長を務める選挙区調査特別委員会について「議長になった場合、特別委はどうするつもりか」と尋ねた。舟橋議員は「合意に至らなかったのは、私の不徳の致すところ」と弁明。「次の委員長には今までの議論を踏まえた上で進めてほしい」と述べた。

水谷議員が正副議長選で立候補するのは三回目。「県民の負託にこたえるため、議長とともに議会改革に取り組みたい」と訴えた。副議長は広聴広報会議の座長を務めることから「若者や高校生の声を聞く機会をつくりたい」と語った。

山本里香議員(共産党、一期、四日市市)は、広聴広報会議が編集する県議会だよりについて「全国の例を参考に内容を改革する必要があると思うが、どう考えるか」と質問。水谷議員は「会議の中で議論を重ね、新しいやり方に変えたい」と答えた。