県議会役員選 議長に舟橋氏、副に水谷氏立候補へ きょう所信表明会

県議会の正副議長選が十八日の本会議で実施される。議長には、最大会派の新政みえ(二十一人)から舟橋裕幸氏(六期、津市)、副議長には第二会派の自民党(十七人)から水谷隆氏(四期、いなべ市・員弁郡)が立候補の方針を固めている。十七日に立候補の届け出と所信表明会があり、十八日の本会議で選出される。

県議会事務局によると、新政みえは平成二十七年四月の県議選後に実施された議長選で中村進一氏が就任したことで、五年ぶりに会派内から議長を輩出。さらに、昨年五月の副議長選で新政みえの候補が当選。新政みえが十一年ぶりに正副議長を独占した。

しかし、新政みえは今回の選挙で副議長を擁立しない方針。自民党に副議長を譲る格好となる。新政みえの議員は「他会派との連絡調整を円滑にするため」と説明。他会派の議員は「新政みえは前回の副議長選以降、正副の独占をしないと約束していた」と話す。

また、新政みえは申し合わせによる議長任期を二年から一年に短縮したい考えで、舟橋氏は就任後に一年での辞職を表明する見通し。新政みえの三谷哲央議員は十五日の代表者会議で短縮の理由を「会派として議長を二年間支える体制が不十分」と説明していた。

一方、他会派からは、議員任期を短縮して前田剛志議員(五期、津市)を議長に就任させる狙いではとの声も。前田氏は新政みえで舟橋氏に続いて期数が多く、議長未経験。舟橋氏とは同じ選挙区でもある。ある議員は「会派の内部の都合で議長職が名誉職になるかのように思う」と話した。